身長と体重からBMI(体格指数)と適正体重を計算できるツールです。 肥満度の判定や健康リスクの目安も確認できます。
BMI(Body Mass Index)の基礎知識
BMI(Body Mass Index:体格指数)は、体重と身長から算出される肥満度を示す指標です。 世界保健機関(WHO)や各国の保健機関で広く採用されており、 体重(kg)を身長(m)の2乗で割って計算します。
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
例:身長170cm、体重65kgの場合
BMI = 65 ÷ (1.7)² = 65 ÷ 2.89 = 22.5
※欧米のWHO基準では、25以上30未満が「過体重(Overweight)」、 30以上が「肥満(Obesity)」と定義されています。
適正体重の考え方と計算方法
日本では一般的に、BMI 22を適正体重(標準体重)の目安としています。 これは、日本人の疾病リスクが最も低いとされるBMI値に基づいています。
適正体重 = 身長(m)² × 22
例:身長170cmの場合の適正体重
適正体重 = (1.7)² × 22 = 2.89 × 22 = 63.6kg
BMIは簡便な指標ですが、筋肉量や体脂肪率、体型、年齢などは考慮されていません。 アスリートや高齢者、成長期の子どもなどでは、必ずしも健康状態を正確に反映しない場合があります。
より詳細な健康評価には、体脂肪率や腹囲(ウエスト周囲径)、 血液検査などの他の指標と併せて総合的に判断することが重要です。
BMIが低すぎる場合(18.5未満)は、栄養不足、免疫力低下、 骨密度低下などのリスクが高まります。
BMIが高すぎる場合(25以上)は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、 心疾患、脳卒中、一部のがんなどのリスクが高まります。
BMI(Body Mass Index:ボディマス指数)は、身長と体重から算出される体格指数で、 肥満度を評価する国際的な指標です。計算式は「体重(kg) ÷ 身長(m)²」です。
BMIは簡便な指標ですが、筋肉量や体型、年齢などによって評価が異なる場合があります。 特にアスリートや高齢者の場合は、BMIだけで健康状態を判断するのではなく、 他の指標や検査結果と合わせて総合的に評価することが重要です。
健康管理のためには、適正体重の維持に加えて、バランスの良い食事と 適度な運動を心がけることが大切です。